本文へスキップ
プレオープン期間中のお申込みで無料期間が2か月(通常1か月/2026年7月31日まで)詳しく見る →

デジタル基盤・当日公開

サロン開業前に用意すべきホームページの必須項目チェックリスト

最終更新: 2026年7月2日

物件契約、内装工事、仕入れ、求人、広告出稿——サロン開業の準備リストは長く、どうしても「ホームページ(HP)」は後回しになりがちです。しかし、開業日当日にHPが機能していないと、せっかくの広告やSNS投稿を見た見込み客が「予約したいのにやり方がわからない」「営業時間や住所が確認できない」と離脱してしまい、開業初速の機会損失に直結します。

本記事は、サロン開業前にHPへ載せるべき必須項目を、業種を問わない共通項目と業種別の追加項目に分けて網羅的にチェックリスト化したものです。印刷・保存して、開業準備のタスク管理にそのままお使いください。なお、開業準備全体(物件・資金・集客・リピート施策など)を横断的に知りたい方は、別記事の「サロン開業ロードマップ完全ガイド」もあわせてご覧ください。本記事はその中でも「HPに何を、いつまでに、どう載せるか」という実務詳細に絞って解説します。

開業準備リストの中にホームページ準備が組み込まれているイメージ図
開業準備リストの中にホームページ準備が組み込まれているイメージ図

サロンHPに必須の項目一覧(全業種共通チェックリスト)

まずは業種を問わず、どんなサロンのHPにも共通して必要な項目です。抜け漏れがあると「問い合わせしたいのにできない」「不安で予約をためらう」という離脱の原因になります。

項目必須度理由記載例
店名・屋号必須検索・指名検索で見つけてもらう基本情報「Hair Salon ◯◯」
営業時間・定休日必須来店可否の一次判断材料。記載がないと問い合わせ対応の負荷が増える「10:00〜19:00(最終受付18:00)/火曜定休」
住所・アクセス必須(自宅サロンは例外運用あり、後述)来店経路の確認、Googleマップ連携に必要「◯◯駅徒歩5分」+地図埋め込み
電話番号・問い合わせ手段必須予約以外の問い合わせ(相談・変更)の受け皿電話番号+問い合わせフォーム
メニュー・料金表(税込・所要時間)必須来店前の意思決定に直結。曖昧だと離脱率が上がる「カット ¥4,400(税込・約40分)」
予約導線(候補日予約・ネット予約など)必須HPの最終ゴール。導線が弱いと集客施策の効果が出ないファーストビューに予約ボタン
スタッフ紹介・実績写真推奨信頼形成、指名予約の後押しプロフィール+施術例写真
特定商取引法に基づく表示業態により必須通信販売(EC・事前決済等)を行う場合に表示義務が生じ得る別ページに一覧記載
プライバシーポリシー推奨〜必須予約フォームやメール配信で個人情報を扱う場合の説明責任個人情報の利用目的・管理方法の明記
SNS連携(Instagram等)推奨施術例・世界観の補完、更新頻度の担保フッターにSNSアイコンリンク

サロンHPのトップページに必須項目が過不足なく並んだ完成イメージのモックアップ
サロンHPのトップページに必須項目が過不足なく並んだ完成イメージのモックアップ

特定商取引法の表示義務は「通信販売」に該当する取引があるかどうかで判断が分かれ、単なる予約受付のみのサロンHPと、物販ECや事前決済を伴うHPとでは扱いが異なり得ます。自社のケースがどちらに該当するかは断定を避け、必要に応じて弁護士・行政書士や消費生活センター等の窓口へ確認することをおすすめします。


業種別に追加すべき項目(美容室・ネイル・まつげ・エステ・リラク整体)

共通項目に加えて、業種特性に応じて追加・注意すべき項目を整理します。

業種追加すべき項目注意点
美容室施術者の美容師免許保有の記載(任意)カット・パーマ・カラー等の美容行為には美容師免許が必要とされています。免許保有を記載する場合も、資格を誇張したり効果を保証する表現は避けます。
ネイルサロン施術メニュー・持続期間の目安ネイル施術自体は美容師免許を必要としない業務とされていますが、事業者ごとの解釈差があるため、フットケア等の範囲によっては注意が必要です。「長持ちする」等の表現も個人差がある旨を添えるのが無難です。
まつげサロン(まつげエクステ)施術者の美容師免許保有の明記まつげエクステンションの装着はまつげパーマ等とあわせて美容師法上の資格(美容師免許)が必要とされる施術に該当するとされています。無資格施術は法令違反のリスクがあるため、免許保有状況の確認・表示は特に丁寧に行うべき論点です。所轄の保健所・行政窓口への確認をおすすめします。
エステサロン導入機器・使用化粧品の説明「痩せる」「シミが消える」等の効果効能を断定する表現は薬機法・景品表示法上のリスクがあるため使用しません。「医療行為ではない」旨を明記するサロンもあります。
リラクゼーション・整体施術内容の説明(あん摩マッサージ指圧・はり・きゅう等の国家資格を要する施術との違い)あん摩マッサージ指圧師・はり師・きゅう師等の名称や「治療」「治す」といった医療類似行為を想起させる表現は、あはき法・医師法との関係で誤解を招く可能性があります。「もみほぐし」「リラクゼーション」等、資格を要さない範囲であることが明確な表現にとどめ、疑義がある場合は所轄窓口や専門家に確認してください。

業種を問わず共通するルールとして、「治る」「痩せる」「改善する」といった効果効能の断定表現、「日本一」「業界No.1」などの最上級表現、「絶対に満足いただけます」のような成果保証の表現は、薬機法・景品表示法上のリスクがあるため使用を避けるべきです。


自宅サロンのホームページ表示の注意点

自宅の一室やマンションの一部を使って営業するサロンの場合、「住所を公開することへの抵抗感」から表示を迷うケースが多く見られます。

原則として、通信販売に該当する取引を行う事業者は特定商取引法に基づき所在地等の表示が求められる場合があります。〔出典: 消費者庁 特定商取引法ガイド (参照2026-06-29)〕 一方で、防犯・プライバシー上の配慮から、HP上では詳細住所を伏せ、「予約確定後に案内する」といった運用を採用しているサロンも一定数存在します。

ただし、この配慮運用が特定商取引法上の表示義務との関係でどこまで許容されるかは、取引の性質(物販EC・事前決済の有無等)や個別事情によって解釈が変わり得るため、本記事内で「問題ない」と断定することはできません。 自宅サロンで住所非公開・予約確定後案内の運用を検討する場合は、消費者庁の公表資料を確認したうえで、弁護士・行政書士、または最寄りの消費生活センター等の窓口に個別相談することを強くおすすめします。


料金表・メニューページの実務ポイント

料金表はHPの中でも特に閲覧される割合が高いページの一つです。以下のポイントを押さえましょう。

  • 税込表示を徹底する:価格表示は税込で行うのが消費者にとって分かりやすく、誤解を防ぎます。
  • オプション料金を明記する:「カット+トリートメント」等のセットメニューは、単品価格との差分が分かるようにします。
  • 所要時間の目安を書く:来店計画が立てやすくなり、無断キャンセル・遅刻の抑制にもつながります。
  • キャンセル規定を明記する:キャンセル料の有無・発生タイミングを事前に明示し、トラブルを未然に防ぎます。
  • セット割・回数券の表示に注意する:「通常価格」と「割引後価格」を併記する二重価格表示は、根拠が不明確だと景品表示法上の有利誤認表示に該当するリスクがあります。「通常価格」の設定根拠(過去の販売実績等)を説明できるようにしておくことが望ましいとされています。

また、お客様の声・口コミをHPに掲載する場合は、2023年10月に施行されたステルスマーケティング規制(景品表示法上の指定告示)との関係にも注意が必要です。〔出典: 消費者庁 ステルスマーケティングに関する景品表示法の運用基準 (参照2026-06-29)〕 事業者が対価を払って作成させた口コミを、第三者の自発的な感想であるかのように見せる表示は規制対象となり得ます。 VANNAの「口コミ依頼自動化」機能(Max以上のプランで提供)のような仕組みを利用する場合も、依頼であることや対価提供の有無を含めた表示の透明性を確保することが前提になる点に留意してください。詳細は弁護士等の専門家にご確認ください。


予約導線の設計チェックリスト

HPの目的は「見てもらうこと」ではなく「予約してもらうこと」です。予約ボタンはファーストビュー(スクロールしなくても見える範囲)に配置し、どのページからでも1〜2クリックで予約画面に到達できる設計が望ましいとされています。

予約の受け付け方には段階があり、たとえばVANNAでは次のような違いがあります。

  • 候補日予約:顧客が希望日時をいくつか送り、サロン側が確認して確定するスタイル。全プランで利用可能です。
  • 24時間ネット予約:時間枠・指名予約・施術ごとの所要時間から空き枠を自動計算し、ダブルブッキングを防止しながら顧客がその場で予約を確定できるスタイル。Maxプラン以上で利用可能です。
  • 来店前メールリマインド:予約日が近づくと自動でリマインドメールが送られる機能。全プランで利用可能で、無断キャンセル対策の一助になります。

どちらの予約方式を選ぶかは、開業直後の予約件数や運営体制によって変わります。この選び方や他のHP作成手段との比較を詳しく知りたい方は、別記事もあわせてご覧ください。


開業前に準備すべき素材・情報の洗い出し

HPを作り始める前に、以下の素材・情報を洗い出しておくと制作がスムーズになります。

  • 写真素材:外観、内観(待合・施術スペース)、施術例(ビフォーアフターを使う場合は誤解を招かない表現に注意)
  • テキスト素材:サロンのコンセプト文、スタッフ紹介文、メニュー説明文
  • ロゴ・ブランドカラー:名刺・SNS・店内POPと統一感を持たせる
  • 独自ドメインの取得:「◯◯サロン名.com」のような独自ドメインは、信頼感の向上やブランディングの観点から検討する価値があります。SaaS型のHP作成サービスの中には、独自ドメインに標準対応しているプランもあります。

サロン外観・内観・施術シーンのサンプル撮影例を示す画像
サロン外観・内観・施術シーンのサンプル撮影例を示す画像


開業前HP準備の逆算スケジュール(60日前〜当日)

HP制作は「思ったより時間がかかる」タスクの代表格です。以下は一般的な目安としての逆算スケジュールです。実際の期間は制作方法(自作・外注・SaaS)や店舗の状況によって前後します。

タイミングやること
60日前独自ドメインの取得、サロンコンセプト・ターゲット層の整理、HP作成方法(自作/外注/SaaS)の選定
30日前メニュー・料金の確定、写真撮影(内観・外観・施術例)、スタッフ紹介文の準備
14日前特定商取引法に基づく表示・プライバシーポリシーの整備、料金表の最終確定
7日前全ページの最終確認(誤字・リンク切れ・スマホ表示)、予約導線のテスト予約
当日HP公開、SNS・Googleビジネスプロフィール等との連携確認

開業日から逆算したHP準備スケジュールを示すタイムライン図
開業日から逆算したHP準備スケジュールを示すタイムライン図


よくあるつまずきポイントとNG例

  • 情報が足りず離脱される:営業時間や料金が分からず、電話するのも面倒で他店に流れてしまうケースは珍しくありません。
  • 効果効能・最上級表現のNG例:「絶対痩せる」「必ず改善」「地域No.1」といった表現は、薬機法・景品表示法上のリスクがあるため避けるべきです。「〜という感想をいただいています」等、個人の感想である旨が分かる表現にとどめます。
  • 更新が止まったHPの印象リスク:最終更新日が古いまま放置されたHPは、営業しているかどうか不安に感じさせてしまう可能性があります。

ホームページ作成の方法比較(自作・外注・ノーコードSaaS)

HPの作成方法は主に3つに分かれます。それぞれの特徴を比較します。

方法費用感制作期間の目安自由度運用の手間
自作(無料/有料ツール)低コスト〜数万円程度数日〜数週間ツール次第で中〜高自分での更新作業が発生
外注(制作会社・フリーランス)数万円〜数十万円程度数週間〜数か月高い(デザイン自由度)更新のたびに依頼・追加費用が発生する場合あり
ノーコードSaaS(予約機能等が一体化)月額制(サービスにより異なる)短期間(当日公開に対応するサービスもある)テンプレート範囲内自分で更新可能な設計が多い

費用感・制作期間はサービスや依頼先によって大きく異なるため、上記はあくまで一般的な目安としてご参照ください。

ノーコードSaaSの一例として、VANNAはノーコードでのHP作成、独自ドメインの利用、当日公開に対応しています。候補日予約は全プランで利用でき、24時間ネット予約・電子カルテ・通販EC・LINE連携・口コミ依頼自動化・経営ダッシュボードなどはMaxプラン以上で利用可能です。料金は月額(税込)でPro ¥3,300、Max ¥5,500、Max+ ¥11,000となっており、初期費用は0円、予約・販売にVANNA側の手数料はかかりません(決済を伴う場合の決済手数料は別途、店舗負担です)。

一方で、判断材料として次のような点も正直にお伝えします。申込時にはクレジットカード登録が必要です。サポートはメール中心で電話サポートはありません。他社サービスからの自動移行機能はなく、CSVインポート等での手作業が発生する場合があります。SMS通知には対応しておらず、LINE連携はMaxプラン以上での対応です。

現在プレオープン期間として、2026年7月31日までの申込分は2か月無料(それ以降は通常1か月無料)、トライアル中の解約は無料・縛りなしという条件が案内されています。ただし、これらの料金・機能・キャンペーン条件は変更される可能性があるため、断定はできません。最新の情報は必ず公式料金ページでご確認ください。〔出典: VANNA公式 https://at-vanna.com/pricing (参照2026-06-29)〕

どの方法が適しているかは、開業までの残り時間、予算、更新頻度の見込みなどによって変わります。物件選びから資金計画、集客・リピート施策までを含めた開業準備全体を体系的に確認したい方は、以下もあわせてご覧ください。

サロン開業ロードマップ完全ガイド


開業前HP必須項目 最終チェックリスト(まとめ表)

印刷・保存してそのまま使えるチェックリストです。

  • 店名・屋号を掲載した
  • 営業時間・定休日を掲載した
  • 住所・アクセス(または自宅サロンの配慮運用)を掲載した
  • 電話番号・問い合わせフォームを設置した
  • メニュー・料金表(税込・所要時間)を掲載した
  • 予約導線をファーストビューに設置した
  • スタッフ紹介・実績写真を掲載した
  • 特定商取引法に基づく表示を確認・整備した
  • プライバシーポリシーを掲載した
  • SNSリンクを設置した
  • 業種特有の資格表示・注意表現を確認した
  • 効果効能の断定表現・最上級表現がないか確認した
  • キャンセル規定を明記した
  • 独自ドメインを取得した(検討した)
  • 全ページをスマホ表示で確認した
  • 予約導線をテスト予約で確認した

よくある質問(FAQ)

Q. HPを作らず、SNSだけで開業してもよいですか? SNSのみでの集客・予約受付を行っているサロンも存在しますが、営業時間・料金・特定商取引法に基づく表示など、SNSのプロフィール欄だけでは表現しきれない情報も多くあります。取引形態によっては表示義務が生じる場合もあるため、自店のケースについては専門家や所轄窓口に確認することをおすすめします。

Q. 個人事業主でも特定商取引法の表示は必要ですか? 法人・個人事業主を問わず、通信販売に該当する取引を行う場合には表示が求められる場合があります。ただし該当性の判断は取引内容によって異なるため、断定はできません。消費者庁の公表資料を確認のうえ、弁護士・行政書士等の専門家にご相談ください。

Q. HPは開業何日前までに公開すべきですか? 一般的には、広告出稿やSNS発信を始めるタイミングまでにはHPを公開しておくことが望ましいとされています。本記事の逆算スケジュール(60日前〜当日)を目安にしつつ、余裕を持ったスケジュールを組むことをおすすめします。

Q. 独自ドメインは必須ですか? 必須ではありませんが、信頼感の向上やブランディングの観点から取得を検討する価値はあります。サービスによっては独自ドメインに標準対応しているものもあります。

Q. 自宅サロンの場合、住所は必ず公開しなければなりませんか? 取引の性質によって解釈が分かれる論点であり、本記事内で一律の結論を示すことはできません。「予約確定後に住所を案内する」といった配慮運用を採用するサロンもありますが、特定商取引法との整合性については個別事情によるため、消費者庁の資料確認に加え、弁護士・行政書士や消費生活センター等の所轄窓口へ確認することをおすすめします。

Q. 口コミは自分(サロン側)で書いてもよいですか? 事業者が自ら作成した口コミを、第三者の自発的な感想であるかのように表示することは、ステルスマーケティング規制の観点から問題となり得ます。 口コミの収集・掲載にあたっては透明性の確保が重要であり、具体的な運用については専門家にご確認ください。


本記事の内容は一般的な情報提供を目的としており、個別の法令適合性を保証するものではありません。具体的な判断が必要な場合は、弁護士・行政書士・税理士等の専門家、または所轄の行政窓口にご確認ください。料金・機能・キャンペーン条件は変更される可能性があるため、最新情報は必ずVANNA公式サイトでご確認ください。

関連記事

まずは2か月無料で、お店のページを作ってみませんか?

全プラン初回2か月無料・初期費用0円。デザインを選んで、写真と文章を入れるだけ。