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経営・数値・利益

サロンのメニュー価格の決め方|値上げで客離れを防ぐ進め方と告知文例

最終更新: 2026年6月29日

「材料費も家賃も上がったのに、値上げ=客離れが怖くて踏み切れない」。多くのサロンオーナーが、このジレンマで価格を据え置いたまま、利益だけがじわじわ削られています。

この記事は、メニュー価格の決め方(原価×時間×技術の積み上げ)から、値上げの幅と対象の設計、客離れを防ぐ告知の進め方、そのまま使える告知文例、総額表示・二重価格(景表法)の注意点、よくある不安(FAQ)までを、一人サロン・自宅サロンでも電卓1つで実行できる手順で解説します。

この記事の運営者・前提について 本記事は美容サロン向け予約・経営システム「VANNA」運営チームが制作しています。なお価格・税務に関する記述の監修要否は、最終的に専門家のご判断によります。 本文中の原価率・客単価・予告期間などの数値は、あくまで一般的な目安・一例です。業態・地域・客層で適正値は変わるため、最終判断は必ず自店の実数と、必要に応じて税理士・行政書士・弁護士など専門家のご確認のうえ行ってください。本記事では「最安」「No.1」「成果保証」「効能効果(痩せる・改善等)」といった表現は使用しません。

メニュー価格の決め方から値上げ告知までの5ステップ図」/キャプション=本図は記事構成のイメージです
メニュー価格の決め方から値上げ告知までの5ステップ図」/キャプション=本図は記事構成のイメージです

なお本記事は「価格そのものの設定と値上げ実務」に特化します。客単価の概念・計算の詳細や、押し売りしないメニュー設計(アップセル)の深掘りは関連記事に委ねます。

美容室の客単価とは サロン経営の数字を見える化

なぜ今、メニュー価格を見直すのか|据え置きが利益を削る理由

値上げを「攻め」だと思うと、心理的ハードルが上がります。実際は、原価・最低賃金・家賃が上がり続けるなかでの値上げは、利益を守るための「守り」の調整です。まずはこの再定義から始めましょう。

据え置き価格が招く3つの損失

価格を据え置いたままにすると、次の3つが静かに進みます。

  1. 粗利が薄くなる:材料費や光熱費が上がっても価格が同じなら、原価率が上昇し、1施術あたりの手元に残るお金が減ります。
  2. 値引き客中心になりやすい:単価が低いままだと、クーポン目当ての一見客に依存しやすくなり、再来につながる優良客の比率が下がりがちです。
  3. 疲弊する:「忙しいのに残らない」状態になり、施術数を増やして補おうとして、結果的に体力とサービス品質を削ってしまいます。

つまり据え置きは「現状維持」ではなく、放置すると利益が目減りする選択である、という視点を持つことが出発点です。

「値上げ=客離れ」は本当か

値上げで一定数のお客様が離れる可能性は、前提として正直に受け止めるべきです。ただし「全員が離れる」「値上げ=失敗」ではありません。離反を抑えられるかどうかは、伝え方の3要素で大きく変わります。

  • 予告:黙って上げず、余裕を持って事前に知らせる
  • 理由:なぜ上げるのか(品質維持・材料費等)を前向きに説明する
  • 価値:値上げと同時に体験価値を少しでも足す

この3要素を欠いた「突然・理由なし・比較を煽る」告知が、離反を最も招きます。具体的な進め方は後半のH2-4で詳述します。

まず確認する自店の数字

値上げの前に、最低限この3つを把握します。

  • 原価率:売上に対する材料費の割合(メニューごとに把握できると理想)
  • 平均客単価:1回の来店でお客様が支払う平均額
  • 指名・リピート構成:常連と新規の比率、指名がどのメニューに集中しているか

原価率・客単価の詳しい計算式やKPIの全体像は、専門記事に委ねます。本記事では次章で、これらを使って価格を積み上げる具体的な計算に進みます。

客単価とは 経営の数字を見える化


メニュー価格の決め方|原価×時間×技術から積み上げる

「周りに合わせる」「なんとなくこのくらい」で決めた価格は、根拠がないので値上げのときにも説明できません。ここでは、感覚ではなく①材料原価 ②施術時間あたりの目標粗利 ③技術・指名の価値の3層を積み上げる方法を、電卓レベルの計算例つきで示します。

価格=原価+時間コスト+技術・指名の価値

積み上げの全体像は次の式です。

メニュー価格(税抜) = 材料原価 + (時間単価 × 所要時間) + 技術・指名の価値 ※最後に税込総額に直して表示します

計算例(カットの一例)

項目金額考え方
材料原価200円シャンプー剤・消耗品など
時間コスト4,000円時間単価4,000円 × 所要1.0時間
技術・指名の価値800円経験・指名・希少性の加算
小計(税抜)5,000円上記合計
税込総額5,500円5,000円 × 1.1

数値はあくまで一例です。重要なのは「材料費だけ」でも「相場だけ」でもなく、自分の時間の価値を必ず価格に織り込むことです。

時間あたり目標額(時間生産性)から逆算する

価格設計の心臓部が「時間単価」です。1席1枠1時間が、いくら生み出してほしいかを先に決め、そこからメニューの所要時間で価格を配分します。

逆算の手順

  1. 月に必要な売上(目標)を決める = 経費 + 自分の取り分 + 利益
  2. 月の稼働可能時間を出す = 営業日数 × 1日の施術可能時間
  3. 時間単価 = 必要売上 ÷ 稼働可能時間(満席にならない前提で稼働率も加味)
  4. 各メニュー価格 = 時間単価 × そのメニューの所要時間 + 材料原価 + 技術価値

例:必要売上60万円 ÷ 稼働150時間 = 時間単価4,000円。所要1.5時間のカラーなら 4,000円×1.5=6,000円 に材料原価と技術価値を加算、という流れです。

時間単価から各メニュー価格を逆算するワークシート」/キャプション=数値は記入例です
時間単価から各メニュー価格を逆算するワークシート」/キャプション=数値は記入例です

コピーして使える計算テンプレ(空欄を電卓で埋めるだけ)

  • 月の目標売上:______円
  • 月の稼働可能時間:______時間
  • 時間単価=目標売上 ÷ 稼働時間 ÷ 想定稼働率(例0.7)=______円
  • メニューA価格=時間単価 ×所要______時間 +材料______円 +技術______円=______円(税抜)
  • 税込総額=税抜 ×1.1=______円

相場・競合は「上限/下限の参考」に留める

近隣の価格を見るのは大切ですが、それは価格を合わせるためではなく、自店の価格が市場のどの位置にあるかを知るためです。横並びにすると、強みを価格に反映できず、値下げ競争に巻き込まれます。積み上げた価格が相場よりやや高くても、価値が伝われば選ばれます。価格競争に巻き込まれないことが、長く続けるための守りです。

メニュー表示は税込総額が原則

消費者に向けた価格表示(メニュー表・HP・予約画面の値札的な表示)は、税込の総額表示が原則とされています〔出典: 消費者庁 https://www.caa.go.jp/policies/policy/representation/fair_labeling (参照2026-06-29)〕。「カット5,000円+税」ではなく「カット5,500円(税込)」のように、メニュー表・HP・予約画面で表記を統一しましょう。表示がバラつくと、お客様の不信や行き違いの原因になります。

※口頭での個別案内や事業者間のやり取りは、消費者向けの価格表示とは射程が異なります〔出典: 消費者庁 https://www.caa.go.jp/policies/policy/representation/fair_labeling (参照2026-06-29)〕。判断に迷う場合は専門家にご確認ください。

メニュー数を絞り、価格を分かりやすくする

メニューが多すぎると、お客様は選べず、価格の根拠も伝わりにくくなります。松・竹・梅の3点程度に整理すると、選びやすく、客単価も設計しやすくなります。具体的な点数設計や、押し売りにならない提案の組み立ては、アップセルの専門記事に委ねます。

客単価を上げるメニュー設計


値上げ幅と対象メニューの決め方|全体一律より「設計」する

「全メニュー一律10%アップ」は手軽ですが、納得感が出にくく、離反を招きやすい進め方です。どのメニューを・いくら・いつ上げるかを設計すると、同じ値上げでも反応が変わります。

どのメニューを上げるか

対象は、次の2軸で考えると決めやすくなります。

値上げ対象を決める2軸マトリクス」/キャプション=配置は一例です
値上げ対象を決める2軸マトリクス」/キャプション=配置は一例です

  • 原価率が高いメニュー:材料費上昇の影響が大きく、放置すると粗利が最も削られる。優先的に見直す。
  • 価値が伝わる人気・指名集中メニュー:満足度が高く、適正化しても選ばれ続けやすい。
  • 全メニュー一律は最終手段:説明が「全部上げます」になり、納得感が乏しい。対象を絞った方が伝えやすい。

いくら上げるか

一気に上げ過ぎると離反リスクが高まります。段階改定と心理的価格(端数)を意識します。

  • 段階改定の例:第1期で+5%、半年〜1年後に+5%、と分けて慣らす(一般に言われる進め方の一例。自店事情で要調整)
  • 端数・心理価格:6,400円より6,600円、7,800円など、見え方も意識する
  • 刻みは大きすぎない:1回の改定幅が大きいほど説明と納得のハードルが上がる

値上げと同時に「足す」設計

値上げと同時に体験価値を足すと、「高くなった」ではなく「良くなった」に印象が変わります。ただし足す要素はコスト増にもなるため、粗利のバランスを必ず確認します。

足せる要素の具体例

  • 所要時間の充実:丁寧なカウンセリング時間、仕上げの工程を追加
  • 使用薬剤・資材のグレード:肌・髪への負担に配慮した薬剤への変更(※効能効果の断定表現は避ける)
  • アフターケア:次回予約特典、ホームケアの簡単なアドバイス(店販の押し売りにしない)

「足す」分のコストが値上げ幅を食い潰さないか、原価率を再計算してから決めましょう。

改定日と告知リードタイムの目安

  • 予告期間を取る:改定の数週間〜1か月前には知らせると、心の準備をしてもらいやすい(一般に言われる目安。自店事情で調整)
  • 繁忙期の直前は避ける:年末・卒入学シーズンなど予約が集中する直前は、混乱を招きやすい
  • 区切りの良い日を改定日に:「2026年8月1日改定」など、明確な基準日を設定する

客離れを防ぐ値上げの進め方|告知の順番と伝え方

結論はシンプルです。黙って上げない・既存客に先に・理由と価値をセットで・余裕を持って予告する。この4点を外さなければ、離反の大半は抑えられます。

値上げで客が離れる典型パターン

失敗には共通点があります。

  • 突然:来店してメニュー表が変わっていて初めて気づく
  • 理由なし:「価格改定しました」だけで背景が伝わらない
  • 比較を煽る:「他店より安い」「今だけ据え置き」など根拠の薄い煽り

NG例 → OK改善例(before-after)

  • NG:「料金を改定しました。よろしくお願いします。」
  • OK:「日頃のご来店ありがとうございます。材料費の高騰を受け、品質を保つため2026年8月1日より一部メニューを改定いたします。引き続き丁寧な施術でお応えします。」

進め方の基本5ステップ

  1. 対象・幅を決定(H2-3で設計)
  2. 改定日を決定(基準日を明確に)
  3. 既存客へ事前予告(常連から、余裕を持って)
  4. 改定を実施
  5. 新規は新価格でスタート(改定後は新価格で統一)

誰に・いつ・どのチャネルで伝えるか

  • 常連・指名客:施術中や会計時に、口頭・個別で先に。一斉配信より前に伝えると丁寧です。
  • 一般のお客様・新規:店頭掲示、HP・予約画面のお知らせ、メール・LINEで広く告知。

チャネルごとに「掲示(受け身で見てもらう)」と「配信(こちらから届ける)」の役割が違う点に注意します。掲示はサイトやメニュー表に載せておくもの、配信はメール・LINEなどで能動的に届けるものです。両者は別物として整理しましょう(機能面の整理はH2-7で後述)。

伝え方のトーン

謝りすぎると、かえって「悪いことをした」印象になります。前向きに言い換えましょう。

  • 謝罪過多:「大変申し訳ございませんが、値上げさせていただきます…」 → 前向き:「品質を維持するため、価格を見直します。引き続きご満足いただけるよう努めます。」
  • 言い訳調:「やむを得ず…」 → 前向き:「より良い施術をお届けするための改定です。」
  • 卑屈:「ご負担をおかけしてすみません…」 → 前向き:「これまで通り、安心してお任せください。」

「お得」演出に逃げて根拠なく安く見せるのは、後述の景表法の観点でも避けるべきです。

配信は同意・送信者表示・配信停止を整える

値上げ告知をメールやLINEで広告宣伝として送る場合、事前の同意(オプトイン)・送信者の表示・配信停止の導線を整えることが店側の責任になります(特定電子メール法等)〔出典: 総務省 https://www.soumu.go.jp/main_sosiki/joho_tsusin/d_syohi/m_mail.html (参照2026-06-29)〕。最終的な適用は個別事情によります。詳しい運用は専門記事に委ねます。

予約リマインド・メール配信


そのまま使える値上げ告知文例集

シーン別にテンプレートを用意しました。各文例は税込総額で表記し、根拠のない旧価格比較(「通常○円→」)や「今だけお得」といった煽りは入れないことを徹底しています。完成文と穴埋め版の両方を載せます。

シーン別の値上げ告知文例カード」/キャプション=文例は記入例です
シーン別の値上げ告知文例カード」/キャプション=文例は記入例です

店頭・口頭で常連に伝える一言テンプレ

「いつもありがとうございます。実は材料費の上昇もあって、8月から一部メニューの価格を見直すことになりました。〇〇さまには引き続き丁寧に対応しますので、これからもよろしくお願いします。」

穴埋め版:「いつもありがとうございます。______の事情で、______月から______メニューの価格を見直します。引き続き______でお応えしますので、よろしくお願いします。」

お知らせ/HP掲載用の改定文

【料金改定のお知らせ】 日頃よりご来店いただきありがとうございます。 材料費等の高騰を受け、品質を維持するため、下記の通り料金を改定いたします。 ・改定日:2026年8月1日 ・対象・新価格:カット6,600円(税込)/カラー9,900円(税込) 今後も丁寧な施術でお応えしてまいります。何卒ご理解いただけますと幸いです。

対象・改定日・新価格(税込総額)を明記するのがポイントです。旧価格を「○円→○円」と並べて煽る書き方は避けます。

メール用テンプレ(件名+本文+配信停止導線)

件名:【〇〇サロン】料金改定のお知らせ(2026年8月1日〜)

〇〇さま いつも〇〇サロンをご利用いただきありがとうございます。 材料費等の高騰を受け、品質維持のため、2026年8月1日より一部メニューを改定いたします。 ・カット6,600円(税込)/カラー9,900円(税込) 引き続き丁寧な施術でお応えします。今後ともよろしくお願いいたします。

— 送信者:〇〇サロン(住所/連絡先) 配信停止をご希望の方はこちら:[配信停止リンク]

特電法の注意:広告宣伝メールは、事前同意・送信者の表示・配信停止導線の整備が店側の責任です。件名・本文だけでなく、送信者表示と配信停止リンクを必ず添えてください〔出典: 総務省 https://www.soumu.go.jp/main_sosiki/joho_tsusin/d_syohi/m_mail.html (参照2026-06-29)〕。最終的な適用は個別事情によります。

LINE用テンプレ(短文・1メッセージ完結)

【料金改定のお知らせ】いつもありがとうございます。8/1より一部メニューを改定します(カット6,600円税込ほか)。引き続き丁寧に対応します。今後ともよろしくお願いします🙇

※LINEでの一斉・セグメント配信は、VANNAでは上位プラン(Max)の機能です。配信の同意・送信者表示も同様に整えます。

やってはいけない告知表現

景表法(二重価格・有利誤認)の観点で、次は避けます。

  • ✕「通常8,000円→特別6,000円」(根拠のない旧価格比較=二重価格のおそれ)
  • ✕「今だけお得!」(根拠なく有利だと強調=有利誤認のおそれ)
  • ○「2026年8月1日改定 カット6,600円(税込)」(改定日・新価格を事実として明記)

価格を実際に販売していた期間の事実に基づかない「通常価格」表示は、不当表示と判断されるおそれがあります〔出典: 消費者庁 https://www.caa.go.jp/policies/policy/representation/fair_labeling (参照2026-06-29)〕。迷う場合は専門家にご確認ください。


景表法・総額表示で気をつけること|二重価格・有利誤認を避ける

価格表示は、知らずにやってしまう違反が起きやすい領域です。一般論として要点を押さえ、判断に迷う場合は消費者庁のガイドラインや専門家にご確認ください。

メニュー表示は税込総額が原則

消費者向けの価格表示(メニュー表・HP・予約画面)は、税込の総額表示が原則とされています〔出典: 消費者庁 https://www.caa.go.jp/policies/policy/representation/fair_labeling (参照2026-06-29)〕。表記はすべて統一し、「+税」「税別」表記の混在を避けます。

二重価格表示の落とし穴

実際に十分な期間販売していなかった価格を「通常価格」として、改定後の価格と並べて安く見せると、二重価格表示(不当表示)と判断されるおそれがあります〔出典: 消費者庁 https://www.caa.go.jp/policies/policy/representation/fair_labeling (参照2026-06-29)〕。根拠のない旧価格・将来価格・他店比較は使わないのが安全です。

「お得・特別価格」は根拠とセットで

「お得」「特別」と打ち出すなら、その根拠(対象・期間・条件)を明確にします。根拠なく有利だと思わせると、有利誤認に当たるおそれがあります。

不安なときは確認を

景表法・総額表示の最終的な該当判断は個別事情によります。消費者庁のガイドラインを確認し、必要に応じて専門家に相談しましょう。本記事は一般的な注意喚起であり、法的助言ではありません。


値上げ・価格改定をVANNAでスムーズに進める

「価格を変えるとメニュー表・HP・予約画面の修正が面倒」「常連への告知が手間」——こうした運用の負担は、ツールで軽くできます。ここでは美容サロン向けオールインワンシステム「VANNA」で確認できる範囲を、誇張せず、弱みも開示してご紹介します。

メニュー・料金の編集がHP・メニュー表記に即時反映

VANNAではメニュー名や料金を編集すると、下書きを介さずHP・メニュー表記に即時反映できます(ノーコード・当日公開)。料金表をHPと別管理する手間を減らせます。

なお、メニュー価格の変更が事前決済の請求額にどう連動するか等、価格フィールドと決済額の自動連動の仕様は本記事では断定しません。導入時に最新仕様をご確認ください。

メニュー編集がHPに反映される画面イメージ」/キャプション=活用イメージであり実績ではありません
メニュー編集がHPに反映される画面イメージ」/キャプション=活用イメージであり実績ではありません

改定のお知らせ・告知(掲示と配信は別機能)

告知手段はプランと機能で役割が分かれます。混同しないよう整理します。

  • サイト内お知らせ(掲示):全プランで、HP・お知らせ欄に改定情報を掲示できます。これは「見に来た人に見てもらう」掲示で、全顧客への一斉メール送信ではありません。
  • 来店前メールリマインド:全プランで、来店予定者へメールを届けられます。
  • 販促メール・LINEの一斉/セグメント配信:LINE連携や狙い撃ち配信は上位プラン(Max)の機能です。既存客へ能動的にまとめて届けたい場合はこちらにあたります。

いずれの配信も、同意・送信者表示・配信停止の整備は店側の責任です(特電法)〔出典: 総務省 https://www.soumu.go.jp/main_sosiki/joho_tsusin/d_syohi/m_mail.html (参照2026-06-29)〕。最終的な適用は個別事情によります。

事前決済で改定後の取りこぼしを減らす

カレンダー予約での事前決済(Stripe)は上位プラン(Max)の機能です。事前にお支払いいただくことで、改定後のすれ違いや当日の会計トラブルを減らせます。なお売上・事前決済はお店のStripe口座へ直接入金されます。決済代行(Stripe)手数料は店舗負担で別途かかります(基本3.6%/件・最新はStripe公式参照)〔出典: Stripe公式 https://stripe.com/jp/pricing (参照2026-06-29)〕。

正直にお伝えする注意点

過度な期待を避けるため、できないこと・弱みも開示します。

  • 自動価格最適化はしません(価格はオーナーが決めるもの)
  • 成果保証はしません
  • SMSは非対応(配信はメール/LINE)
  • 電話サポートはなし(メール中心のサポート)
  • データ移行は自動ではなく、CSVは手入力(取込は可能。エクスポート可否は要確認)
  • 申込時にクレジットカードが必須

手数料・料金の前提

  • 初期費用0・予約/販売手数料0:VANNAが取る仲介手数料が0という意味です。ただし決済代行(Stripe)手数料は店舗負担で別途かかります。
  • 月額(税込・2026年6月29日時点):Pro 3,300円/Max 5,500円/Max+ 11,000円〔出典: VANNA公式 https://at-vanna.com/pricing (参照2026-06-29)〕
  • 上位プラン限定:LINE連携・経営ダッシュボード・事前決済はMax以上

決済代行(Stripe)手数料の最新料率はStripe公式で要確認です〔出典: Stripe公式 https://stripe.com/jp/pricing (参照2026-06-29)〕。 サロン予約システム比較 VANNA vs ホットペッパー


よくある質問(FAQ)

Q1. 値上げで本当に客は離れますか? 一定数が離れる可能性は前提として受け止めるべきですが、「全員が離れる」わけではありません。予告・理由・価値の3要素を押さえた伝え方で、離反の多くは抑えられます。断定はできませんが、伝え方の差は大きいです。

Q2. 値上げの予告はどれくらい前に? 数週間〜1か月前を1つの目安とする考え方が一般に言われます(あくまで目安。自店の客層や来店頻度で調整)。来店間隔が長い客層なら、より早めの予告が安心です。

Q3. 常連と新規で価格を変えていいですか? 一定期間、常連だけ旧価格を据え置く「経過措置」は実務でよく行われますが、期間と条件を明示することが大切です。期間を区切らず恒久的に二段階価格を続けると、不公平感や実質的な二重価格と受け取られ、消費者契約法や景表法の観点で問題になりうるため避けます〔出典: 消費者庁 https://www.caa.go.jp/policies/policy/representation/fair_labeling ・ 消費者契約法第9条 e-Gov https://laws.e-gov.go.jp/law/412AC0000000061 (参照2026-06-29)〕。最終判断は個別事情により専門家にご確認ください。

Q4. 旧価格を「○円→○円」と書いていいですか? 実際に十分な期間その価格で販売していた事実がなければ、二重価格表示(不当表示)と判断されるおそれがあります〔出典: 消費者庁 https://www.caa.go.jp/policies/policy/representation/fair_labeling (参照2026-06-29)〕。根拠のない旧価格比較は避け、「改定後の新価格(税込)」を事実として示すのが安全です。

Q5. 告知はメールとLINE、どちらがいいですか? 両者は性質が違います。メールは広く届きやすく、LINEは開封・反応が速い傾向があります。どちらも同意・送信者表示・配信停止の整備が必要です。可能なら併用し、確実に届けたい常連には口頭・個別も組み合わせます。なおLINEの一斉・セグメント配信はVANNAでは上位プラン(Max)の機能です。

Q6. VANNAで料金変更や告知はできますか?無料で試せますか? メニュー・料金の編集とHP・メニュー表記への即時反映、サイト内お知らせ(掲示)は全プランで可能です。LINE一斉配信・事前決済・経営ダッシュボードはMax以上です。無料プランはありませんが、無料トライアルがあります。プレオープン中は2か月無料(2026年7月31日までの申込が対象・以降は通常1か月)。最低契約期間や縛りはなく、申込時にクレジットカードが必須で、支払いはカードのみ、無料期間内(トライアル中)の解約も無料で可能です〔出典: VANNA公式 https://at-vanna.com/pricing (参照2026-06-29)〕。 VANNAの始め方・無料トライアル


まとめ|値上げは「設計」すれば怖くない

値上げは、感覚で進めるから怖いのです。手順に分解すれば、守りの調整として落ち着いて実行できます。

  1. 現状把握:原価率・客単価・指名/リピート構成を確認する
  2. 価格を積み上げ直す:原価×時間×技術で根拠ある価格を作る
  3. 対象と幅を設計する:一律でなく、対象・段階・端数を決める
  4. 既存客へ予告・告知する:常連に先に、理由と価値をセットで
  5. 改定を実施する:新規は新価格でスタート

価格表示は税込総額を原則とし、根拠のない旧価格比較や「今だけお得」の煽りは避ける——この一点を守れば、告知でのコンプラリスクも大きく下げられます。

メニュー編集の即時反映や、改定のお知らせ・告知をひとつのツールで進めたい方は、VANNAの無料トライアルから試せます。プレオープン中は2か月無料(2026年7月31日までの申込が対象・以降は通常1か月)。初期費用0・予約/販売手数料0(=VANNAの仲介手数料が0。ただし決済代行=Stripe手数料は店舗負担で別途)、最低契約期間や縛りはなく、申込時にカードが必須で支払いはカードのみ、無料期間内(トライアル中)の解約も無料で可能です。月額は税込でPro 3,300円/Max 5,500円/Max+ 11,000円(2026年6月29日時点)です〔出典: VANNA公式 https://at-vanna.com/pricing (参照2026-06-29)〕。

まずは料金・機能を比較し、自店に合うか確かめてみてください。

予約システム比較 VANNAとは・料金・無料トライアルの始め方

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