本文へスキップ
プレオープン期間中のお申込みで無料期間が2か月(通常1か月/2026年7月31日まで)詳しく見る →

リピート・再来・LTV

回数券・サブスク(月額制)の導入とオンライン販売|エステ・リラクのLTVを上げる設計と資金決済法・特商法の注意点

最終更新: 2026年6月29日

この記事は、単発来店の積み上げに限界を感じ、回数券や月額サブスクで「通う前提」をつくりたいエステ・リラク(一部ネイル/まつげ)の個人〜零細サロンオーナー向けです。商品設計から、来店不要のオンライン販売、そして見落とすと危険な法務(資金決済法・特商法)・運用までを一気通貫で整理します。

免責・監修について(必ずお読みください) 本記事は資金決済法・特定商取引法・消費者契約法・特定電子メール法・景品表示法・薬機法/あはき法にまたがるテーマを扱いますが、いずれも一般的な考え方の解説であり、法的助言・成果保証ではありません。 本文中の数値(割引率・有効期限・残高基準・金額要件など)は一般的な目安・例示であり、最新の法令と自店の状況にあわせて一次情報および専門家にご確認ください。

記事俯瞰マップ
記事俯瞰マップ

なお、本記事は「リテンション(継続)×前払い×法務×オンライン販売」に絞ります。継続施策の全体像はサロンのリピート率を上げる仕組みへ、都度施術の事前決済の方式論は予約金・事前決済の導入手順へ、入金サイクル・手数料・返金などお金の流れは事前決済の手数料・入金・返金の実務へ送ります(重複回避)。

1. 回数券・サブスク(月額制)とは?単発来店との違いとLTVへの効き方

まず用語を整理します。混同しやすい4形態を、前払いの単位と解約の起こり方で見分けると設計を誤りません。

4形態の違い(早見表)

形態前払いの単位有効期限の例解約の起こり方向くメニュー
回数券・前売りチケット複数回分をまとめて前払い数か月〜1年(自店設定)未消化分の返金請求が起こりうるフェイシャル継続・もみほぐし定期
サブスク(月額制)毎月の継続課金月単位で更新「いつでも解約」前提の設計が要る通い放題・月N回の習慣化メニュー
コース契約(継続的役務)一定期間・一定金額の継続契約契約期間で定める中途解約権が法定で生じうる痩身・長期フェイシャルコース
ギフト券・プリペイド第三者にも渡せる前払い自店設定譲渡先での利用・返金が論点贈答・記念日

上記4形態を「前払いの単位/有効期限/解約の起こり方/向くメニュー」で並べた比較表
上記4形態を「前払いの単位/有効期限/解約の起こり方/向くメニュー」で並べた比較表

回数券は「複数回分の前払い」、サブスクは「月額の継続課金」、コースは「期間契約(継続的役務)」という違いがあり、後述するとおり該当する法律が変わります。ギフト券は第三者に渡せる点で資金決済法上の扱いが変わりやすいため、贈答用途は記念日・母の日のギフト券/回数券オンライン販売もあわせてご確認ください(本記事は常設設計、季節記事は時期特化で住み分けます)。

なぜLTVに効くのか(頻度・継続を前倒しで固定する)

LTV(顧客生涯価値)は、ざっくり「客単価 × 来店頻度 × 継続期間」で捉えられます(詳しい考え方はサロンのLTVとは?上げ方へ)。回数券・サブスクの本質は、この「頻度」と「継続」を来店前にあらかじめ固定する装置である点です。来店都度に「次も来てくれるか」を祈るのではなく、最初の合意で通う前提をつくる――これがリテンションに効く理由です。なお、このLTVの式や効果は一般的な目安であり、成果を保証するものではありません。

ただし注意があります。LTVを上げたいからといって「囲い込み」目的で押し売りをすると、満足度を損ね、結局は解約・低評価につながります。前払いは満足を起点に勧めてはじめて機能するという前提を、この記事全体で繰り返します。

向いているサロン・向かないサロン

  • 向いている: 痩身・フェイシャルの継続お手入れ、もみほぐしの定期利用など「複数回・定期前提」のメニューが核にあるサロン。
  • 向かない: 単発勝負・低単価高回転で、来店周期が読みにくいサロン。前払いの管理コストが利益を上回りがちです。

メニューを説明する際、エステ・リラクでは「痩せる」「シミが消える」「治る」といった効能効果の断定はできません。「お手入れ」「ケア」「ほぐす」「リラクゼーション・美容目的」などに言い換えてください。(薬機法/あはき法に配慮した表現)


2. 値引きに頼らず「続く」回数券・サブスクの商品設計

回数券は「割引で釣る道具」ではありません。割引は手段であって主役にしない――これがP4ピラーの思想です。値引き依存の集客は、値引きが切れた瞬間に途絶えます。

何回券にする?有効期限・割引率の決め方(設計の考え方)

設計は来店周期からの逆算が基本です。

  1. 適正な来店周期を決める。 例:フェイシャルのお手入れ間隔、リラクの月1〜2回など。(周期は業種・メニューで変動するため一例です)
  2. 券の回数=周期×期間。 例:月1回想定で半年通ってほしいなら6回券。
  3. 有効期限=回数×周期+余裕。 きつすぎる期限はトラブルの種です。ただし有効期限は後述の資金決済法と関わるため、法務の章とセットで決めます。
  4. 割引率は「粗利を削りすぎない範囲」で。 例として、単価1万円のメニューを10%引きで6回券にすると、6万円の券で6千円ぶん粗利を前渡しすることになります。割引で集めた客は割引で去る、という前提で控えめに設計してください。(割引率・単価は例示です)

景表法の注意: 「○%お得」「通常価格より安い」と訴求する場合、実際に継続して販売していない価格を「通常価格」として比較する二重価格表示は有利誤認のおそれがあります。割引率の根拠(基準となる通常価格)を明確にし、「最安」「No.1」などの最上級は使いません。〔出典: 消費者庁 景品表示法(優良誤認・有利誤認の禁止、打消し表示の明瞭性) https://www.caa.go.jp/policies/policy/representation/fair_labeling (参照2026-06-29)〕

サブスク(月額制)の作り方(3類型)

類型内容主なリスク
回数上限型(月N回)月の利用回数に上限設計しやすいが「使い切れない」不満
通い放題型期間内は回数無制限稼働逼迫・原価増。人気時間が埋まる
特典型(優待)月額で割引・優先予約等の権利価値が伝わりにくい

通い放題型はとくに注意が必要です。人気枠が埋まって新規が取れない、ヘビーユーザーで原価が膨らむ、といった稼働逼迫が起こります。導入するなら、最初から「上限変更・受付停止・改定の条件」を規約に書いておく(例:「予約枠に限りがあること」「募集人数の上限」「価格改定の予告」)ことが、後からの撤退・修正を可能にします。なお、期間契約として設計すると後述の特定継続的役務に近づく場合があるため、期間の置き方は法務の章とあわせて検討してください。

押し売りにしない提案導線(満足度を起点に)

提案は「体験 → 満足の確認 → 継続提案」の順です。具体的には、体験コースを消化し終えた直後や、効果実感のタイミングで、次回予約・カルテ記録と接続して自然に案内します。「絶対痩せる」「必ず効果が出る」などの成果断定はしません。(薬機法・景表法に配慮した表現)

提案の前段づくりは新規が2回目に来ない壁を越える施策次回予約をその場で取るコツへ。


3. 【最重要・法務】回数券・サブスクで必ず押さえる法律

ここが本記事の核です。「導入してから考える」のではなく、設計段階で確認するのが鉄則です。以下はいずれも一般論であり、該当性の最終判断は士業の監修によります。

該当・非該当の分岐フロー図
該当・非該当の分岐フロー図

回数券・前売りチケットと資金決済法(前払式支払手段)

複数回分をまとめて前払いするチケットは、資金決済法上の「前払式支払手段」に該当しうる典型です。見分け方の目安は次のとおりです。

  • 自家型に寄る例: 自店だけで使える回数券・プリペイド。
  • 第三者型に寄る例: 他店・グループ店や、譲渡された第三者でも使えるギフト券。
  • 残高基準の例: 基準日(例:3月末・9月末)時点の未使用残高が一定額(例:1,000万円)を超えると、供託・報告等の義務が生じうるとされます。多くの個人サロンは下回る規模ですが、自店の前受残高は把握しておくべきです。
  • 有効期限の論点: 発行から有効期限が6か月以内であれば前払式支払手段の規制の適用除外になりうる、という整理があります。だからといって「短ければよい」ではなく、利用者の利便と整合させる必要があります。

数値・該当性はいずれも断定せず、金融庁の一次情報および専門家に確認してください。

サブスク・継続コースと特定商取引法(特定継続的役務提供)

エステの継続コースなどは、特商法の「特定継続的役務提供」に該当しうる代表例です。目安となる数値要件は次のとおりです。

  • 当てはめの目安: エステティックで、契約金額が5万円超 × 契約期間が1か月超の継続契約は、特定継続的役務提供に該当しうるとされます。
  • 該当した場合の主な義務: 概要書面・契約書面の交付、中途解約権(消費者がいつでも中途解約できる)、中途解約時の損害賠償等の上限(役務提供開始前と開始後で上限が異なる)など。
  • クーリングオフとの関係: 中途解約権はクーリングオフとは別物です。特定継続的役務に該当する取引には法定のクーリングオフが及びうる一方、後述の通信販売には原則として法定クーリングオフはありません。混同しないでください。

「契約金額5万円超 × 契約期間1か月超」の当てはめ早見表
「契約金額5万円超 × 契約期間1か月超」の当てはめ早見表

なお、リラク(あん摩マッサージ指圧等の国家資格に基づかない純粋なリラクゼーション)が、この特定継続的役務の対象業種に当たるかは個別判断であり、ここでは断定しません。自店のメニューが対象になるかは専門家に確認してください。

オンライン販売なら特商法の「通信販売」表示も必要

ネットで回数券・サブスクを売る行為は通信販売に当たり、特商法に基づく表示(事業者名・所在地・連絡先・料金・支払時期と方法・役務提供時期・返品/解約条件など)が必要になりえます。

とくにサブスク=定期購入は表示義務が強化されており、最終確認画面で、(1)2回目以降を含む総額、(2)各回の分量・提供時期、(3)解約方法・解約条件を明示する義務があるとされます。「明示に注意」で済ませず、後述の販売ページ例文に落とし込んでください。EC一般の特商法表記の整え方はサロンEC・通販の特商法表記へ送りますが、定期課金固有の表示は本記事で具体化します。

解約・精算の規約は法的に有効なキャンセルポリシーの作り方も参照してください。

前払い設計の境界線(都度の事前決済 vs 前払式チケット)

混同を避けるための整理です。都度の施術料金としての前払い(予約と同時の事前決済)は、原則として資金決済法上の「前払式支払手段」とは性質が異なると整理できます。一方で、回数券・チケット・サブスク的な設計にする場合は別物として法務の検討が必要です。線引きが難しいため、設計を検討する場合は専門家に確認してください(事前決済の導入手順の整理と整合)。

「都度の事前決済 vs 前払式チケット vs サブスク(期間契約)」の境界マトリクス
「都度の事前決済 vs 前払式チケット vs サブスク(期間契約)」の境界マトリクス


4. 回数券・サブスクをオンラインで販売する(来店不要で売る仕組み)

「店頭で手売り」から「オンラインで売る」へ移すと、案内の手間と取りこぼしが減ります。実装は3つの売り方に整理できます。

※本章のツール対応について(重要): 予約システム・通販機能が「回数券・チケットを商品として販売できるか」「月額サブスクの定期課金(継続課金)に対応するか」は、製品ごとに対応可否が分かれます。VANNAについても、通販機能で回数券・チケットを"商品"として販売できるか、月額サブスクの定期課金に対応するかは、公開情報だけでは断定できないため、契約前に必ず確認してください。[要機能確認] 確認が取れない場合は、(a)回数券は物販ECで"チケット(商品)"として単品販売する運用、(b)コース料金は予約と同時の事前決済(Stripe)で前払い、までを現実的な選択肢とし、月額の自動継続課金は「自店のツールで組めるか/組めない場合は対象外、または外部の定期課金サービスを併用」と正直に判断してください。

オンライン販売の3つの売り方

売り方仕組み向くケース必要な機能
①予約時の事前決済来店予約と同時にコース料金を前払いコース前払い・初回まとめ払いカレンダー予約+事前決済
②通販(EC)で単品販売回数券・チケットを"商品"として売る来店前に券だけ先に売りたい通販機能(商品=チケット) [要機能確認]
③月額サブスクの定期課金毎月自動で継続課金通い放題・月額会員定期課金(継続課金)機能 [要機能確認]

販売ページに載せる項目とコピー(例文)

販売ページには、内容・有効期限・利用条件・返金/中途解約条件・特商法表記リンクを明示します。曖昧な条件は景表法・特商法のリスクになります。

回数券・チケット販売ページの例文(穴埋め)

【○○フェイシャル 6回券】 ・内容:○○フェイシャル(約○分)6回分 ・価格:○○,○○○円(税込) ・有効期限:ご購入日から○か月以内 ・利用条件:ご本人さまのみ/1回のご来店につき1回分を消化します ・中途解約・返金:未消化分は、当店規定の精算方法により返金します(精算方法は本ページ下部に明記) ・特商法に基づく表記:[リンク]

サブスク(定期課金)販売ページに必須の表示例

・月額:○,○○○円(税込)を毎月自動で継続課金します ・2回目以降を含む総額の考え方:解約まで毎月○,○○○円が発生します ・各回の分量/提供時期:月○回まで/予約枠に限りがあります ・解約方法:○○からいつでも解約できます(次回更新日の○日前まで) ・解約条件:解約後の日割り返金は[あり/なし]

「いかなる理由でも返金は一切しない」「予約成立と同時に100%」といった一方的に不利な条項は、消費者契約法上のリスクが高く避けます。〔出典: e-Gov 消費者契約法第9条・第10条 https://laws.e-gov.go.jp/law/412AC0000000061 (参照2026-06-29)〕

決済と入金の流れ(売上はどこに入るか/手数料は別)

来店不要のオンライン販売でも、入金サイクル・決済代行手数料・返金時の手数料といったお金の流れの論点は、通常の事前決済と同じです。詳細は事前決済の手数料・入金・返金の実務へ送ります(重複回避)。

VANNAの場合、売上は店舗自身のStripe口座へ直接入金され、VANNAは仲介手数料を取りません(=仲介手数料0)。ただしこれは「すべて無料」という意味ではなく、決済代行であるStripeの手数料は店舗負担で別途かかります。(カード決済の手数料は1件あたり基本3.6%とされますが、料率は変動しうるため最新はStripe公式でご確認ください)〔出典: VANNA公式 https://at-vanna.com/pricing ・ Stripe公式 https://stripe.com/jp/pricing (参照2026-06-29)〕


5. 導入後の運用設計(消化管理・有効期限・解約・返金)

「売って終わり」ではありません。返金・解約のトラブルは、運用設計で大半を予防できます。

残回数・有効期限の管理と前受金・税の考え方

紙の回数券は、消化漏れ・二重利用・期限切れトラブルの温床です。残回数と有効期限を台帳・カルテで記録し、誰が見ても消化状況がわかる状態にします(どんぶり防止)。

会計・税の考え方も最低限おさえます(詳細は必ず税理士に確認してください)。

  • 受け取った前払い金は、原則として受領時点では「前受金(預り)」で、実際に施術を提供した来店時に売上計上する、という考え方が一般的です。
  • 消費税も、原則として役務を提供した時点で課税が生じる考え方になります。前受時に全額を売上・課税としない点に注意します。
  • 有効期限切れで失効した分の収益認識、適格請求書(インボイス)の交付タイミングは、登録事業者かどうかで扱いが変わります。

中途解約・返金の精算ルールと例文

未消化分の精算は、計算式をあらかじめ規約に書いておきます。

精算計算の例(考え方):

返金額 = お支払額 −(消化済み回数 × 通常1回あたり価格)−(規定の解約手数料)

ここで重要なのは、消費者契約法の線です。9条は「平均的な損害」を超える違約金条項は超過部分が無効になりうること、10条は消費者に一方的に不利な条項が無効になりうることを定めるとされます。回数券で「消化済みを通常価格で精算し直すと割引が消えて実質ペナルティになる」設計は、過大な違約金とみなされるおそれがあります。精算の妥当性はキャンセルポリシーの作り方も参照し、専門家に確認してください。〔出典: e-Gov 消費者契約法第9条(解約金・違約金は平均的な損害の額を超える部分が無効) https://laws.e-gov.go.jp/law/412AC0000000061 (参照2026-06-29)〕

解約申出への対応テンプレ文(例):

このたびはご解約のお申し出をいただきありがとうございます。○○券の残○回分につきまして、規約に基づき下記のとおり精算いたします。返金額:○,○○○円。お振込先を本メッセージへご返信ください。

感情的に引き止めたり、解約阻止のための過度な引き止め値引きをしたりするのは、満足度と信頼を損ねます。粛々と規約どおりに対応するのが結局は評判を守ります。

失効・休眠を防ぐ再来導線

有効期限が近い、残回数がわずか――こうしたタイミングで案内すれば、失効による不満も、機会損失も減らせます。休眠・誕生日のタイミングでの再来喚起と組み合わせます。

ただし販促メール・LINE配信は、オプトイン(配信同意の取得)・送信者表示・配信停止(オプトアウト)導線が前提です。LINEは「友だち追加=配信同意」とは限らない点にも注意します。〔出典: 総務省 特定電子メール法(広告宣伝メールは原則オプトイン同意、送信者の氏名・名称、受信拒否の連絡先等の表示義務) https://www.soumu.go.jp/main_sosiki/joho_tsusin/d_syohi/m_mail.html ・ 個人情報保護委員会 ガイドライン(通則編) https://www.ppc.go.jp/personalinfo/legal/guidelines_tsusoku/ (参照2026-06-29)〕。導線設計は休眠客の掘り起こし手順・誕生日クーポンの自動配信・メルマガ・DMの特電法対応へ。


6. ばらばらの運用を1つにまとめる(VANNAでの一体化)

予約はA、決済はB、消化管理は紙、案内は個人LINE――と分断していると、消化漏れ・取りこぼしが起き、LTVも見えません。ここを1つにまとめる価値は大きいです(分断による損失の全体像はリピート率を上げる仕組みへ)。

VANNAでできること(事実ベース・機能×プラン)

  • コース料金の前払い: カレンダー予約+事前決済(Stripe)で、予約と同時にコース料金を前払い(Max以上)。
  • 回数券・チケットのオンライン販売: ネット通販(Max以上)で販売しうるが、回数券・チケットを"商品"として販売できるか、定期課金に対応するかは契約前に要確認[要機能確認]。売上は店舗のStripe口座へ直接入金、仲介手数料0(ただし決済代行=Stripe手数料は店舗負担で別途)。
  • 消化記録: 顧客台帳・電子カルテ(Max以上)で残回数・来店履歴を記録。
  • 失効前・休眠の案内: 休眠メール・誕生日メール(Max以上)で期限前に再来喚起(配信は特電法前提)。
  • LTVの可視化: 経営ダッシュボード(Max以上)で継続状況を把握。

料金は Pro¥3,300/Max¥5,500/Max+¥11,000(いずれも月額・税込)。回数券に関わる通販・配信・電子カルテはMax以上が前提です。料金・機能仕様は公式の最新情報でご確認ください。〔出典: VANNA公式 https://at-vanna.com/pricinghttps://at-vanna.com/features (参照2026-06-29)〕

導入前に知っておきたい正直な制約

  • 申込時にカード登録が必須です。
  • サポートはメール中心で、電話サポートはありません。
  • 自動移行はなく、既存データはCSVで手入力する必要があります。
  • SMSには非対応です(案内はメール・LINE)。
  • 無料プランはありません(無料トライアルはあります)。
  • 「手数料0」は仲介手数料0の意味で、決済代行(Stripe)手数料は店舗負担で別途かかります。売上は店舗のStripe口座へ直接入金されます。〔出典: VANNA公式 https://at-vanna.com/pricing (参照2026-06-29)〕

7. よくある質問(FAQ)

Q. 回数券は資金決済法で違法になりますか? A. 違法というより、「前払式支払手段」に該当しうるかが論点です。自家型/第三者型の別、基準日の未使用残高、有効期限(6か月以内かどうか)で規制の及び方が変わるとされます。該当性は専門家に確認してください。 → 本記事3章

Q. サブスク・継続コースは途中で解約できますか?返金は? A. エステ等で特定継続的役務提供に該当する場合、消費者が中途解約できる権利が法定で生じうるとされ、「一律で解約不可・返金不可」はリスクが高い扱いです。精算は規定の上限の範囲で行います。詳しくは専門家へ。 → 本記事3章・5章

Q. 回数券・サブスクにクーリングオフはありますか? A. 通信販売(ネット販売)には原則として法定のクーリングオフはありません。一方、特定継続的役務に該当する取引にはクーリングオフが及びうるとされ、これは中途解約権とは別の制度です。該当性で扱いが変わるため断定せず専門家に確認してください。

Q. 回数券が売れません。何が原因? A. よくあるのは、(1)割引を主役にして「お得さ」しか伝わっていない、(2)継続前提でないメニューに付けている、(3)体験→満足→提案の導線がなく唐突に勧めている、の3点です。 → 本記事2章

Q. オンラインで回数券を売るとき特商法の表記は必要? A. 必要になりえます。ネット販売は通信販売に当たり、特商法に基づく表示が求められます。サブスクは定期購入として総額・解約方法の明示が強化されています。 → 本記事3章・サロンECの特商法表記

Q. 回数券をプレゼント用に売れますか? A. 第三者に渡せるギフト券は、資金決済法上「第三者型」に寄り、扱いが変わりやすい論点です。贈答用途は慎重に設計し、専門家に確認してください。 → 記念日のギフト券販売

Q. 有効期限は何か月にすべき? A. 利便性と、資金決済法の「6か月以内なら適用除外になりうる」論点のバランスで考えます。一律の正解はないため、断定せず専門家に確認してください。

Q. 手数料は本当に0円? A. 「仲介手数料0」という意味です。決済代行(Stripe)の手数料は店舗負担で別途かかります(カード決済は1件あたり基本3.6%とされますが、料率は変動しうるため最新はStripe公式でご確認ください)。売上は店舗のStripe口座へ直接入金されます。〔出典: VANNA公式 https://at-vanna.com/pricing ・ Stripe公式 https://stripe.com/jp/pricing (参照2026-06-29)〕

Q. 紙の回数券からでも移行できますか? A. 顧客データはCSVで取り込めますが、自動移行はなく手入力が必要です。残回数・有効期限の初期登録は手作業になります。


8. まとめと無料トライアル

回数券・サブスクは、値引きでなく満足を起点に「通う前提」をつくる手段です。最短ルートを再整理します。

導入前チェックリスト

  • メニューが継続前提か(向き不向きの確認)
  • 来店周期から回数・有効期限を逆算したか
  • 割引で粗利を削りすぎていないか/二重価格になっていないか
  • 資金決済法(前払式支払手段)の該当性を確認したか
  • 特商法(特定継続的役務・通信販売・定期購入)の表示を整えたか
  • 中途解約・返金の精算ルールを規約化し、専門家監修を受けたか
  • 前受金・消費税の会計を税理士に確認したか
  • 失効前リマインドの配信はオプトイン・配信停止に対応したか

オンライン販売と事前決済の操作感は、実機で確かめるのが一番わかりやすいです。VANNAでは、予約と同時の事前決済(Stripe)や通販の流れを試せます(回数券・チケットを商品として販売できるか、定期課金に対応するかは契約前に必ずご確認ください)[要機能確認]。

無料トライアルについて(打ち消し表示) プレオープン特典として、2026年7月31日までのお申し込みで2か月無料(締切後は通常1か月無料に読み替え/2026年6月29日時点)。お申し込みにはカード登録が必須で、無料期間が終了すると自動的に月額課金が開始されます。お支払いはカードのみ、無料プランはありません(無料期間内に解約すれば課金されず、最低契約期間・縛りはありません)。最新の条件は申込ページでご確認ください。〔出典: VANNA公式 https://at-vanna.com/pricing (参照2026-06-29)〕

VANNAとは?料金プラン(Pro/Max/Max+)と使い方 VANNAの始め方・無料トライアル申込 サロン予約システム比較(手数料・事前決済・顧客管理で選ぶ)

本記事の数値(割引率・有効期限・残高基準・金額要件・LTV試算等)は一般的な目安・例示であり、成果・合法性・効能効果を保証するものではありません。最新の法令と自店の状況にあわせて、一次情報および弁護士・行政書士・税理士等の専門家にご確認ください。

関連記事

リピート・再来・LTV特集

サロンのリピート率を上げる仕組み|2回目の壁・休眠・LTV最大化【保存版】

新規を獲っても定着しなければ広告費は穴の空いたバケツ。リピートは才能やトークではなく仕組みで再現できます。2回目の壁・休眠掘り起こし・次回予約・会員化の4つの仕組みとLTVでの投資判断を、一人サロンでも工数を増やさず回せる形で解説するハブ記事です。

続きを読む →
ネット予約・ドタキャン対策

予約金(デポジット)・事前決済の導入手順と注意点|美容サロンのNo-Show対策と消費者契約法

美容サロンの事前決済・予約金(デポジット)を、方式の選び方から導入5ステップ、返金・決済失敗・例外・会計の運用、消費者契約法・特定商取引法の注意点まで、例文とチェックリストで解説します。決済代行(Stripe)手数料は別途店負担です。

続きを読む →
ネット予約・ドタキャン対策

事前決済の手数料・入金サイクル・返金トラブルの実務|一人サロンの資金繰りで損しない運用ガイド

事前決済の決済代行(Stripe)手数料・入金サイクル(売上が口座に入るまでの日数)・返金トラブルを、一人サロンの資金繰り目線で解説。返金で手数料は戻るか、現金商売とのズレ、チャージバックの自衛、特商法のクレカ表記まで実務に絞ってまとめます。「手数料0」は仲介手数料0の意味で、決済代行(Stripe)手数料は店負担で別途かかります。

続きを読む →
リピート・再来・LTV

新規が2回目に来ない…サロンの「2回目の壁」を越える初回→2回目リピート施策【保存版】

新規は集まるのに2回目につながらない——サロンの「2回目の壁」を越える方法を、原因の自己診断・初回その場の声かけ台本・来店後フォローのタイミング設計・業種別の作り分け・30日導入ステップまで、値引きに頼らない仕組みとして解説します。

続きを読む →

まずは2か月無料で、お店のページを作ってみませんか?

全プラン初回2か月無料・初期費用0円。デザインを選んで、写真と文章を入れるだけ。